平原綾香は1月12日にヤンゴン市内にある「Dream Train」を訪問しました。
「Dream Train」に到着すると、子どもたちはすでに教室に集まっていました。
「ミンガラーバー!」
綾香が挨拶しながら教室に入ると、ワッと歓声が上がり拍手で迎えてくれました。
歌のプレゼントをしたいと子どもたちが立ち上がると、「おひさま〜大切なあなたへ」のイントロが流れ、なんと子どもたちが日本語で歌い始めました。まったく予期していなかったので、大変驚きました。 ミャンマーは慈しみ(ミッター)の心を大切にしている国と聞いていましたが、子どもたちの歌にその心を感じ、綾香もあふれる涙を何度も何度もぬぐっていました。
続いて、以前ミャンマープエドーで歌った思い出の曲「未来へ」の歌のサプライズもあり、綾香も一緒になって歌い大合唱に。教室の窓が揺れるほどの子どもたちの大きな大きな歌声に、ただただ圧倒されました。
綾香の自己紹介の時には、森崎ウィンさんとのデュエット曲「MOSHIMO」の話をしましたが、綾香が口ずさむと、その場で一緒に歌い始める子どもたちが。この曲がすでにこんなにも浸透していたとは知らず、一同感激いたしました。
綾香はお礼にもう一曲、Jupiterをアカペラで歌いました。そして日本から持参したTシャツを一人一人にプレゼントしました。
「Dream Train」には、
- エイズをはじめ様々な病気で親を亡くした子ども
- 貧困のために人身売買の対象となる危険性の高い子ども
- 貧困のために教育を受けることができない子ども
- 虐待を受けた子ども、紛争から逃れ保護された子ども
- ストリートチルドレンとして保護された子ども
が生活し、現在5歳〜23歳の125人が在籍しています。
子どもたちが安心して過ごし、夢を育んでいける生活の場を目指していると職員の方からお話を伺いました。 施設見学の後は、みんなで集合写真を撮り施設を後にしました。
ミャンマーの子どもたちへの思いを受け止めてくださり、今回は森崎ウィンさんがゲストで来てくださることが決定しております。
子どもたちの輝く未来を応援させていただきたく、第6回〈平原綾香 Jupiter 基金〉は「Dream Train」に寄付させていただきます。